幕間 ～ 亡者の森のリディアと修道院の怪人 ～
2021.5.26. 15:09
（サムネイル：解決編動画の一場面より）
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【小さな謎解き CASE.17】沈黙の修道院の殺人事件
捜査に訪れた探偵諸氏の姿の一部を掲載。
開始のワールドチャットコール直後、第一号の探偵が登場。
タイトルの出オチ感。
開始後5分たたないうちに、犯人の自首にて事件が解決してしまったという世界線。
MissMarple 氏は、現場で最初に出会ったキャストの出題が花の飾り文字であったことから、
花の冠と白い水着をイメージし、このドレスコードになったという。
トモっぴ氏のアナキムアガシオンの青い光もそうだが、
照明は薄暗く、たむろしているのはむさ苦しい黒服だらけの修道院内では燐光を放つように鮮やかに目を引いた。
グランカイン サーバからお越しのドワ探偵団の団長（？）、
すなっくしずか氏。
事件現場に登場直後、いやむしろリンドビオル サーバにログイン後に開口一番、
ゴールどこですか？ 謎解きの答え教えて下さい！ が決め台詞の探偵だ。
ご本人は謎解きは他の探偵団に任せてついてゆくだけと表明しているが、
実は時折、誰よりも早く、はっと息を呑むほど鋭く謎の本質を言い当てたり見破ったりする。
ブレないようでいて、それでいて時に鋭くゆらぐその探偵スタイルは興味深い。
ちなみに、先に進んだお一人はおそらく、
開始直後に修道院へ向かう道で私を追い越して現場へと向かった、
ヨゴ檸檬Z氏だろう。
次第に夜も更ける中、
あらん氏は現場をひとまわりして、捜査は明朝に。捜査本部に泊まり込み。
姫坂乃愛 探偵も捜査に乗り出してくれた。
深夜のドワっこ少女探偵団。
修道院内では武器の装備が禁じられているため、武器を預かると言う「副院長」。
その足下には、律儀に探偵たちが預けていった武器類が。これらは私が用意した小道具ではない。
中に「ミステリーソード」があるが、そのセンスには純生氏も触れているように私も脱帽である。
図書館にある「奇妙な地球儀」前のキャスト。
「奇妙な地球儀」は、確かかつてのセブンサインのクエストの名残り。
クリックすると、
このような説明文が表示され、今回はこれを利用して解く出題があった。
現場の探偵たちの顔の向きが、
上を向くと地球儀をターゲットしたことがわかり、解決に近づいたことがわかる。
↑ 1枚目の画像、
ドワ娘99．9％越えを誇る小さな謎解きの事件現場ではレアな、ダークエルフ男性キャラ「中華的半裸」氏。
グランカイン サーバの粋な探偵、通称「半裸さん」「ぜんらさん（By 乃愛 探偵）」。
グランカインでのユーザイベントでは、
開催地付近のどこかにひっそり描いた「GH」のアデナアート等で現場を盛り上げている姿はお馴染みである。
以前に私がグランカインで突発ミニ謎イベントを仕掛けた際には、ゴール地点に開いた本のアデナアートを描いてくれた。
ちなみに、皆が地球儀を見上げている中、涼しい顔で視線を外しているエプイ氏は既に事件解決済み。
事件解決済みと言えば、
トップで解決したトモっぴ探偵、
翌日、P・N・グラータ探偵のSOSに応えて捜査協力。
まいちゃん 探偵も事件を解決、イルミネーションアート作成中。
そして完成したのが、こちら。
「リディア」もーどな、まいちゃん探偵。
エプイ氏も「最高傑作」と絶賛の素晴らしいクオリティ。
毎回どの作品も素晴らしく、捧げる賛辞の言葉が追いつかない勢いだ。
髪飾りは、ムーンフェイスフラワーをかたどったヘアピン。
手にしている花も、ムーンフェイスフラワー。
今回の公演のモチーフがゲーム内にかつて存在した、亡者の森とリディアをめぐる「ヘルマンの森の悲劇」の一連のクエストだったため、
（解決編動画の一場面）
私の解決編動画でも、
『リディアは何か良いことがあった日にはお気に入りの赤いドレスを着て、
ムーンフェイスフラワーをかたどったヘアピンを髪に挿していた』
というオリジナルの設定を踏襲している。
（ゲーム内にかつて存在したクエストの画面）
（解決編動画の一場面）
オリジナルの設定を忠実に再現するならリディアの衣裳は深紅のドレスであるべきだが、
残念ながらゲーム内の既存の衣裳でイメージに合うような深紅のドレスが存在しないため、
普段は白いドレスだったということにした。
髪飾りも、ムーンフェイスフラワーという語感から思い浮かぶのはやはり白い花なのだが、
上記の髪型は赤い花のヘアアクセサリーと不可分なので、動画内ではこれがムーンフェイスフラワーのヘアピンであるという明記は避けた。
ムーンフェイスフラワーはおそらく架空の花、
であるならば、思い浮かべる人の数だけその花の姿や色があるだろう。
実際には赤い花であると考えても良いし、現存する多くの花がそうであるように、白や赤など色違いが複数あると考えても良い。
あるいは、本来は月光のように白い花だが、亡者の森を悲劇の記憶が揺さぶるような夜には鮮血の深紅に染まって見えるという…、
等という設定があると考えても良い。
素晴らしいアートへのせめてものお礼がわりに、
公演終了後、イルミネーションを回収に来るまいちゃんへの追加エピソードとして、
（解決編動画の一場面）
今回の解決編動画でのみ登場した「修道院の怪人」が降臨。
無事、まいちゃん探偵と遭遇し、
まいちゃん探偵が思い描いたであろう、
赤いムーンフェイスフラワーをイメージしたスポットライトの下で、感謝の礼。
その後はメンテナンス開始まで、オーレンの月の下で。
このオーレンを照らす月も、今夜は月食なのだろうか…
今回、ヒントの提示や犯人の告発を自動化。
事件現場でURLを提示し、アクセスすることでヒントを閲覧したり、犯人を告発できるようになっていた。
犯人の告発の成否も自動判定で、
不正解の場合はヒントを提示したり再入力を促し、正解の場合は自動的にエンディング画面へ。
前回・前々回はゲーム内郵便で私の返信の待ち時間が発生していたが、それがクリアできたのは私にも参加者にも良かったと思っている。
（前方に聖者の渓谷側の入口を臨む）
今回のモチーフは、私が愛してやまないリディアや、
今でもゲーム内でその名を見聞きするジーゼル（リディアの母）、カイン（アステア・ヴァン・ホルターの非嫡出子）にも深く関わる「ヘルマンの森の悲劇」と、
聖者の渓谷側の入口へ続く道に居るNPCが語る「10年に一度の聖なる儀式」、
そして修道院内が武器の装備禁止（MOBがアクティブ化する）仕様を取り入れ、オリジナルストーリーにした。
探偵諸氏の胸に眠るリディアや一連のクエスト、
亡者の森の景色などを思い出すよすがの片鱗にでもなれば、望外の幸いである。
ギルセノさん , グラータさん , アレシーフェさん 他11さん が 「いいね!」と言っています。
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ストーリーも含めて素晴らしい謎解きでした。(∩´∀｀)∩
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今回も大作お疲れ様でした。
回を増す毎に壮大になっていきますねー。
そして今回はついに亡者の森関連に！NPCのセリフやクエストの設定を紡いで新たにストーリーを創り上げるセンスにただただ脱帽でございます。
修道院の怪人本物だったんですね。誰かのいたづらかと思ってスルーしちゃいました。反省です。。、 -
もう「ミステリーソード」を次回の謎の素材として取り込めないか、という方向に思考を巡らせているあなたとワタシｗ
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＞あらん氏
今回も捜査本部に泊まり込んでの捜査に、見事解決、充実のトコトコ捜査報告書。
私の創り出す謎の世界を愛し、全力で楽しんでくれてありがとう。
公演後の、修道院の怪人に真っ先に気づいてくれたのは貴女だったよ。
＞トモっぴ氏
今回もご参加ありがとう、さすが、ベーカー街きっての名探偵の貫禄だったね。
グラータ氏の要請に応えての共同捜査にも感謝。
修道院の怪人の出現は公演終了後の思い付きの余興だったから、気にしないでくれたまえ。
ヘルマンの森の悲劇は今も、私の心を捉えて離さぬ物語なのだ。
＞純生氏
やはり君とは旨いスコッチが飲めそうだな。仕掛人心理がよくわかっている。
同様に、ソードオブオカルト、ソードオブマジックフォグなんかも使えそうだね。
マジックフォグは霧の彼方公演の現場に置いてくればよかったな。 -
地球儀のみんなで見上げてるところいい感じだね・ｗ・
エプイさんが１人ﾆﾔﾘとしてる感じもいい・ｗ・
エピローグの追加ありがとう・ｗ・
すごいおしゃれな感じでうれしい・ｗ・ -
＞まいちゃん
地球儀を見上げている絵は私もとても気に入っているよ。これでエプイ氏がカメラ目線なら完璧だったね。
こちらこそ、赤いムーンフェイスフラワーという世界線のリディアに出会わせてくれてありがとう。
ゲーム外のベーカー街関係者もいつも、新聞記事でまいちゃんのイルミアートを見て感服しているよ。 -
以前、亡者の森関連のクエストでもらえたブレッシング系アクセサリーの色が赤かったので、
なんとなく赤い花を想像していました。
今回も楽しい謎解きの時間をありがとうございました。 -
追記
皆既月食では月が赤く････ -
＞うらりんこ氏
やはり、人の数だけ思い描くムーンフェイスフラワーの姿や色があるのだね。興味深い。
そういえば皆既月食は見られたのかな。次回は来年の11月らしい。 -
師匠、あらんさん、シャーロックさん ごめんなさい
今回もいっぱい寝てました； -
＞グラータ探偵
貴女は令和的な意味での「安楽椅子探偵」だからね、事件現場の関係者前でうたた寝していることにも存在意義がある。
他の探偵も皆が皆、自力（だけ）で解決しているわけでもないし、そこは別に重要ではない。
一つのアトラクションとして、散歩して雰囲気を見てまわってもらうだけでも私は充分にうれしいよ。
忙しい中で何度も事件現場に訪れてくれてありがとう。 -
カマエル宿舎春の抜け羽掃除の合間に、新聞で読み読みであります。
怪物、なんかの言葉は妖怪に比べて人為的な何かがあるように思ったのであります。見知らぬ物への恐れなどなど、誰かが誰かを変貌させてしまうのでありましょうか…。
クラシックで潜り込めるところのなかでも、この場所は綺麗でいわくつきの場所であります。季節も変わったので回覧板や新聞の仕様がかわっても野次馬にいくでありますよ！(猫耳刑事より格下げ) -
＞チェローカ氏
確かに、妖怪というのはそこにいた存在にある日人間がふと気づいて呼びならわした、
怪物は逆に人間が生み出したものに畏怖の念を内包しつつ命名した、そんな感じがするね。
妖怪はどこか間が抜けたイメージがあるが、怪物にはそのような隙が感じられない。
修道院の怪人がもし修道院の妖怪だったら、また毛色の変わった物語展開になりそうだ。
新聞記事をお読みいただき、ありがとう。
事件現場へ足を運ばずとも、居心地の良い居間でお気にいりの紅茶でも楽しみながら斜め読みしていただけたら幸い、という思いで掲載しているので、
読んでいただけて、読者欄に感想まで寄せていただけて本当にありがたい。
馬はむしろ猫より格が上だという MissMarple の声が聞こえてきそうだ。
ここのところずっと陰惨な事件が続いたが、日本はそろそろ鬱陶しい湿度に悩まされる季節、
次回は、せめてアデンの中では爽やかな風を感じる物語でお会いしよう。
現場でも、新聞でもどちらでも。貴方にお会いできるのを楽しみにしているよ。