【寺子屋オフィシャル】寺子屋活動について
 テオンサーバのギランのショット屋、鹿目まどかです。いつもお買い上げありがとうございます。

 昨年2016年の5月。テオンサーバにおいて「寺子屋」という名のついたパーティーマッチを初めて開いてから、早9ヶ月。最近になってようやく軌道に乗ってきたかな・・と思えるようになってきました。
 様々な形でこの寺子屋活動を支えていただいているみなさんの思いに応えるべく、また、これから参加していただける方々にも分かりやすいように、今回寺子屋オフィシャルとしてこの活動について記載させていただきます。

 ※以下の主旨は、3ヶ月ごとにテオン掲示板に掲載している「【寺子屋PT】近況について」という記事とほとんど同じです。
  テオンの方には目新しさはないかもしれません・・。

 まず最初に、いつも寺子屋パーティーにご参加いただいているみなさん、ありがとうございます。
 また、寺子屋パーティーに参加した際の様子を記事としてこちらの公式コミュニティに投稿していただきまして、感謝します。いつもありがとうございます。


■寺子屋パーティーとは

 ひとことで言うなら

 「楽しく狩りをする為の動き方を覚え、実戦で活かせるようになるまで練習をするパーティー」

 です。


 この「楽しく」というのは、ただ単に楽しいだけではありません。
 楽しく狩りをする為には、ある程度の効率や安全性を確保することが大切だと考えています。何故なら、どれだけ楽しい狩りであってもその狩場で安定的、コンスタントに狩りを続けられなければ連帯感を得られる前に全滅してしまうこともあるからです。
 (気心の知れた仲間内であれば、全滅することも楽しみの一つかもしれませんが・・)
 広い視野を持ち、メンバーさんたちと狩場の状況、モンスターの動きをよく見ながら狩場に適した動きを臨機応変にできる。
 そのようなパーティー内で頼れるプレイヤーさんになってほしいと願っています。


■寺子屋パーティーの目的
・獲得経験値よりもプレイヤースキルの向上を最優先する。
・難易度の高い狩場でのPTプレイを通し、臨機応変なPT内での立ち回りを身に着ける。
・PTプレイの楽しさを実感できるよう、かなり格上の狩場での狩りを経験する。

 この3点が主なものです。
 これ以外には、例えばパーティーメンバー同士でアドバイスをしあうことで「互いに学びあう」こともテーマの一つです。寺子屋には覚醒直後のティールさんで参加している人がメインでエアロさんをしている場合など、同じパーティー内の「自分が経験したことのある職」に対してアドバイスをしていただくことも大切なことと考えています。自分の経験則を誰かに伝えることは自分自身の整理にも繋がりますし、何より経験しなければ分からないことを教えてもらえることは、参加者さんにとって非常に有益だからです。どちらの側にもメリットがあります。実際に、消滅の種の寺子屋では「エアロはここに立つと安全だよ。理由はね・・」といったようなメンバー間でのアドバイスの応酬が展開されることも多く、非常に良い方向に進んでいるなと実感しています。
 「寺子屋」という名称から、何かを教わるだけの場という印象がありますが、上記のように決してそのようなことはありません。むしろ、主催側が教わることも少なくありません。向上心を持つ方々が集まり、互いに刺激しあって共に上を目指していくことも目的の一つです。
 他には、普段ソロでは使わないようなスキルを実際に試して効果を確認したりということも積極的にしていただければと思います。


■寺子屋パーティーでの主な狩場
・レベル85~94の 【消滅の種寺子屋PT】  範囲狩り
・レベル85~94の 【創世の庭園寺子屋PT】 単体狩り
・レベル90~99の 【処刑場クマ範囲寺子屋】 範囲狩り
・レベル91~100の【混沌の地寺子屋PT】  範囲狩り
・レベル92~101の【略奪寺子屋PT】    単体狩り
・レベル92~101の【蜃気楼の丘寺子屋】   単体狩り

 ※蜃気楼の丘での寺子屋は、エーレクエストの8000本ノック支援も兼ねています。

 寺子屋運営側としましては、特に覚醒直後の消滅の種(ビスタコンエリア)と創世の庭園でのパーティーを重視しています。
 三つ子の魂百まで。できるだけ早い時期にパーティープレイの楽しさや、より安全なパーティーの進め方などを実際に経験してご自分のものにしてほしいと思う為です。

 
各狩場のご紹介と、それぞれのメイン担当者のご紹介は、後続の投稿でしていきたいと思っています。

 以上が寺子屋活動の簡単なご紹介となります。

 このリネージュ2という世界に、かつての活気を取り戻す為に。
 自分が楽しんできたこの世界に、少しでも恩返しができるように。
 これからの時代を背負っていく覚醒直後の方、復帰された方が楽しんでいく為のサポートをしたい。
 どのレベル帯の寺子屋パーティーも、すべてはそのような理念の下に開催しています。

 これからも多様なメンバーで開催して参りますので、今後とも寺子屋パーティーをよろしくお願いいたします。

 長文乱筆、失礼しました。

                         ギランのショット屋 兼 円環の理 鹿目まどか







 以下おまけです。この活動についての個人的な考えをつらつらと。
 無駄に長い&蛇足なのでスキップ推奨です・・。

■寺子屋活動を始めたいと思った理由
 現在のリネージュ2ライブサーバでは、レベル1から覚醒するまでの間はチュートリアルクエストによりほぼソロで進行する事が可能になっています。近い将来「バルトス騎士団」という、更に短時間で覚醒まで辿り着ける仕組みも実装されることで、実質的に「覚醒してからがスタート」になっていくものと思います。
 (覚醒前レベル帯の各レイドボス討伐イベントは別です。念の為)

 素直にチュートリアルに従い覚醒すると、その説明を読んだだけでは使いどころを想像しにくい膨大な数の新スキルが待っています。また、ほとんどのコンテンツが「パーティープレイ必須」という、ある意味でジェネレーションギャップのようなものを感じることと思います。
 まったくの新規の方、または長らく休止されていた方にとって、覚醒直後は恐らく頭がパンクするような状態になってしまうことでしょう。

 
この状態を早期に解消する為に、いわばチュートリアルの延長(新スキルの使い方のお勉強の場)として用意されているのが「ハルナークの地下遺跡」「血の沼地帯」といったソロ狩場です。
 なるほど、確かに覚醒職であればこれら狩場である程度ソロすることができます。ハーブもドロップしますし、無理をしなければ危険を感じることもそうそうありません。レベルも上げやすく、気付けば90くらいにはすぐに上がっていることでしょう。

 
しかし、ここで立ち止まって考えてみます。
 レベル1から覚醒するまでずっとソロだった私たち。でも、覚醒した後もソロの比率が高いような気がする。ソロは確かにお手軽だけど・・。

 私たちの戦いって、これで良かったんだっけ・・?

 もちろん、85カルティアやザケンといった、覚醒直後に参加できるパーティーもたまに募集があるかもしれません。そこで初めて「パーティーにおける自分の職の役割・立ち回り方」を、文字通り体当たりで学ぶことになると思います。ただし、これらのパーティーの目的は「経験値効率」「ドロップ品」であることが多く、これらのパーティー経験を積んだからといって「必ずしもプレイヤースキルが向上するとは限らない」のが実状です。何故なら「覚醒したら一人前」という自意識も手伝って、「分からないと言えない、分からないことを聞くことができない」という状況が生まれやすいからです。(もちろん、個人差はあります。どのようなパーティーであっても、大事なことを取りこぼしなく吸収できる方がいらっしゃることも承知しています)

 
スキルの使い方であったり、パーティー内での立ち位置などは、一朝一夕に身につくものではないことから、最初は自己流でぶつかっていくしかありません。その時、自己流で行動した結果が裏目に出てしまい、例えばパーティーリーダーさんからの叱責という形で本来のスキルの使い方を知るということもあるかもしれません。
 例えば、ソロの時とは勝手が異なる例としてリンク処理で考えてみましょう。大リンクした時に、エアロさんが範囲スリープをかけたとします。そこに、ティールさん流のリンク処理方法である範囲スタンを入れてしまい、モンスターを起こしてしまって顰蹙を買う。というシチュエーションは容易に想像できると思います。
 この場合、パーティーリーダーさんもしくはエアロさんは、言いたくはないかもしれませんがティールさんの今後のことを考えて注意する必要が出てきます。一方のティールさんも、よかれと思ってしたことで注意されたのでは面白くないでしょう。これぞ三方一両損。全員ブルーになるケースだと思います。

 上記例における対応策は
 ・ティールさん側
  →ソロの時と違い、リンク処理を行える(任せるべき)職(エアロ・イース)がいることを理解する。
   →リンクした場合、リンク処理をするかどうかの判断はエアロ・イースに一任する。
    →範囲スキルは一旦封印して様子を見て、エアロさんが範囲スリープを使う場合は起こさないように単体攻撃に切り替える。

 ・エアロさん側
  →パーティー全体の火力と耐久力を把握して、どの程度までリンクさせて大丈夫かを見切れるようにする。
   →耐えられると判断すれば範囲スリープではなくヒールに専念する。
    耐えられなければ範囲スリープやパーティー無敵で様子を見て、アウトだと思えばパーティーリコール。

 ・パーティーリーダーもしくはその場にいるその他の方々
  →自己流でやってきた人も多いことを理解し、個人を責めるのではなく、よりよいパーティープレイを行えるように配慮し誘導する。

 となるかと思います。

 リンク処理ひとつとっても、ソロとパーティーではこれだけ違いがあります。
 パーティー慣れしていない人にとって、「パーティーならでは」のことを当たり前のように実践することは非常にハードルが高いことだと思います。

 どうにかして、こういう練習ができる場を増やせないかな。
 互いにアドバイスし合えるような、狩りの訓練ができるような場を作れないかな。
 IDもいいけど、ガラガラのフィールド狩場を有効活用できないかな。
 失敗してもいい。自分の思うようにスキルを使っていい。でも最終的には、誰もが良いと思えるやり方に収束して、安全に狩りができるようになるはず。
 すべてのことに理由がある。タイミングにより使わない方がいいスキルがあるのは何故なのか、実戦で分かりやすく伝えられないかな。
 その職にしかできないことを存分に発揮できて、誰もがみな輝ける舞台としてのパーティーを作れないかな。

 これが、今の寺子屋パーティーが生まれるきっかけとなった、思いのかけらたちです。
 今はこれらが形となり、曲がりなりにも活動を続けられるようになってきています。本当にありがたいことだと思います。


■レベル上げにまつわるあれこれ
 昨今では経験値カラバッシュや釣りといった、狩り以外の方法による成長の仕方が浸透しつつあります。これにより、自分の望むレベルにまで手早く到達するということが可能になりました。
 しかしながら、これらのキャラクター育成方法には弊害もあります。その最たるものは「プレイヤースキルを高めることができない」ということに尽きると思います。
 語弊の無いように明記しますが、カラバッシュや釣りによる育成は「やむを得ない理由により短期間でレベルアップをする必要がある場合」には非常に有効な手段です。例えば

・既にその職については極めており、友人と共にプレイをする為にもう一人のキャラクターを早急にレベル95にする必要がある。
 (メイン職と同じ職を、何らかの目的で再度育成する場合など)
・シュペリオンなどで高レベル帯のクラハンやレイドを主催したいので、多少費用がかかってもレベル102以上にして狩場の実地踏査を行いたい。
 (血盟運営やイベント開催の為といった、大儀を優先したい場合など)
・リアル多忙によりログインして狩りをする時間が取れないが、友人たちとせめてレベルだけは離されないようにしておきたい。
・デュアルを安易に選んでしまったけど、変更費用をかけたくないから早々に95にしたい。
・対人コンテンツにおいて、どうしても倒したい相手がいる。その為なら手段は問わない。

 このような「レベル上げそのものが目的」である場合には、非常に頼もしい存在であることは間違いありません。

 ただし、上記のような「やむを得ない理由」が特になく、「パーティーマッチもないのでとりあえず釣り放置で時間つぶし」というような理由でレベルだけ上げてしまうことは、先にも書きましたが「プレイヤースキル向上の機会損失」という点で非常に危険であり、またもったいないことであると思います。

「だって実際に数えるほどしかID募集ないし、それにあぶれたらその日は狩り諦めだし……。どうしろって言うの?」

 おっしゃる通りです。
 そこで、寺子屋パーティーの出番になるわけです。
 ただ、大見栄を切っておいて申し訳ないのですが、平日は夜だけ、土日も空いている時間だけでの寺子屋主催となってしまいますので、常時寺子屋パーティーを開ける状況にはありません。その点はご了承ください。
 可能な限りの範囲で、いろいろなレベル帯の寺子屋を開いていきますので、ワールドチャットやパーティーマッチで寺子屋を見かけたときに飛びこんでいただけたら、それはとっても嬉しいなって思ってしまいます。


■何のために狩りをするのか
 「狩りそのものが楽しいから」です!(結論先行型)

 リネージュ2という世界において、キャラクター誕生のその瞬間から今現在に至るまで、「狩りをする」ということはそれこそ呼吸することと同義であるとすら言える「基本動作」です。
 この広大な世界の観光・探索であったり、クエストをこなすことで秘められた歴史を紐解いてみたり、バックストーリーを追う楽しみを味わってみたり、はたまた対人コンテンツを楽しむ為の手段としてのレベリングであったり。
 冒険者として降り立ったこの世界において、それらすべてのことを成す為のまさに第一歩となるものが「モンスターとの狩り」です。
 モンスターという存在は、死の女神シーレンが生み出したものであり・・という話を始めると長くなりますので以下略で。詳細は神話やリネージュ2ワールドガイダンスに譲ります。
 ともかく、モンスターと戦闘し、無事に倒し、ドロップアデナなどを拾い、経験値などを得て成長し、またモンスターを倒す・・という一連のサイクルができあがっています。
 このサイクルが切れることなく継続し、レベル1から現在はレベル105になっている方もいらっしゃるでしょう。その原動力は一体何でしょうか。
 これは人によりそれぞれかと思いますが、ドロップ品など狩りを通じて得られるアイテムがお目当てで、システムログが黄色の文字で埋まることに至上の喜びを覚える方もいることでしょう。スカベンジャー系列の方に多い傾向と思います。
 成長することそのものに快感を得る方もいるでしょう。経験値やSPを積み重ねていく行為がやみつきになるのも非常によく分かります。
 自分以外の誰かとの連携が楽しくて続けているという方も多いでしょう。実際に多くの方から聞きますが、いくら経験値効率がよくても、狩りしてて楽しくなきゃ続かないよねと。各職のPT内での役割をしっかりとこなせて、手応えを感じられる程良い難易度の狩場でのPTプレイにおけるメンバーとの連帯感が心地よい、あるいは経験値は少なめでもテンポ良く狩りを継続できる場所での狩り、ということであると思いますが、これもよく分かるご意見です。

 長く書いてしまいましたが、「快感を得る為の手段」としての「狩り」という行為があり、その「楽しいと感じるポイント」は人それぞれではありますが、結論を言えば最初に書きました通り「狩りそのものが楽しいから」ということに尽きるかと思います。

 寺子屋パーティーでは、この原点である「狩りって楽しいんだ、パーティーって楽しいんだ」ということを多くの方に再認識してもらいたいという思いを持って、日々マッチを開いています。




うらりんこさん , アザリアさん , じょん爺さん 他7さん が 「いいね!」と言っています。

  • きゃろーん 2017.2.25. 10:33
    いつも楽しませていただいています^^ 活動に感謝です! 今後ともよろしくお願いいたします。
  • 千代りん 2017.2.25. 11:34
    今回のアップデートで高レベルの狩場は更に難しくなり、個々の強さもさることながら、
    みんなでしっかりと作戦を立て、連携する必要が高まったように感じます。
    そして、そういったコンビネーションこそがオンラインゲームの醍醐味だとも思います。
    ぼくはしがないセクシー担当ですが、寺子屋さんの活動を心から応援しています!
  • 愛留 2017.2.25. 19:51
    素敵な活動ですね^^ノ
  • うらりんこ 2017.2.26. 21:31
    ほんとうにありがたいです、これからもよろしくおねがいします。
  • ミスリル・リンク 2017.2.26. 22:21
    いまさらながら読み返してみると恥ずかしい・・>< 毎度文章が長くて、簡潔に大事なことを伝えられないなぁと。
    でも、みなさんいつも応援ありがとうございます!

    >きゃろーんさん
    血盟の盟主様をされていてお忙しいとは思いますが、その中でも積極的に寺子屋にご参加いただきましてありがとうございます。
    また血盟員のみなさんとご一緒に、お気軽にいらしてくださいね^^

    >千代りんさん
    応援ありがとうございます!
    消滅や創世の庭園から始まる寺子屋パーティーでは、まず「狩りが楽しい」と思っていただくことからスタートします。
    そして、「今のままでも楽しいけど、もっと上を目指せないかなー」という意識を持ってもらって、最終的には
    「意のままに動かすことができる」レベルにまで行ってもらうことが目標です。これができれば、高レベル帯でも
    メンバー同士連携しながら高度な狩りが実現できると思います。まさにソロでは味わえない醍醐味だと思います。
    テオンで遊ばれる際は、お時間が合えばぜひ寺子屋へ足をお運びくださいませ^^

    >愛留さん
    ありがとうございます^^
    曲がりなりにも9ヶ月は続けてこられましたので、これからもこれまでどおりにやっていけそうな手ごたえを感じています。
    PTがなくて困っている方の助けになればと切に願っています。

    >うらりんこさん
    いつもおいしそうなお夕飯で、いいなぁと思いながらワールドチャットを聞いています^^
    こちらこそ、ご参加いただいてありがたいです。これからもお願いいたします^^