•【夏がきたカップル部門】

あ~あ、夏なのに一人かよ・・・
しんちゃんは作業着姿のままつぶやいた。



くだらないヌキティ班長の朝礼。眠いだけだし回りの奴らは教祖のように拝んでる。
金にもならない鉱石を採る仕事。
火花が飛んで熱いのに鉄まで打つのかよ!
ぐったりして帰るアパートはタダで手に入れた寝るだけのところだ。腰が痛いぜ・・・



こんなんじゃダメだ!夏だ!海へ行こう。決心したしんちゃんは出かけた。

「おおおおお!めちゃ可愛い!」
海で遊ぶ彼女を見かけたしんちゃんはひとめ惚れをした。
友達と楽しそうに話す彼女を見て可愛くもない豚に手拍子して気をひこうとする僕。

気づかれない虚しさから思わず声をかけた。


しんちゃん「かわいい豚だね!キミのペット?」
カノジョ「はぁ?豚が可愛いっておかしいんじゃないの?」
これが僕が初めて万利那と交わした言葉だった。
でも言葉とは裏腹にカノジョは優しく、そして可愛い女の子だった。

彼女と出会えた事で僕の夏は一気に変わった。
一生懸命笑わそうと必死で魚をおいかけた。
夕日を見ながら幾日も海で遊んだ僕はチャラ男になってしまった・・・。


2人の時間を持つようになり、景色のいいところを探して歩いてまわった。
そして自然と・・・ハァハァ←ぺんたい




そんな万利那はお屋敷に住んでいた。
僕のアパートとは大違いだ。
家の前でドヤ顔。そんな姿も可愛かった。
初めての生演奏を聞いてとてもいい時間を2人で過ごした。
でも本音は・・・音楽より後ろのベッドが気になっていたのは言うまでもない(笑)


※すぐに肌の色が戻ったしんちゃん

家の近くで花火が見えると聞いた2人は出かけた。
曇り空を見ながら
「いつかしんちゃんのお嫁さんになりたいな」万利那はそんな風につぶやいた・・
「綺麗な花火が上がったら・・結婚しよう。」
「うれしい・・・大好き・・」




すると・・。まるで祝福するように空一面大輪の花火があがった。



幸せの絶頂にいた僕はこんな毎日が続くと信じていた。

イベント好きな万利那は夏祭りに出かけたいと言い出した。
おそろいの浴衣姿・・・「またこれも似合う僕って罪だな」と内心つぶやいたのはナイショだ・・・




そこへ・・・・・・
ドーン!!!!!!


驚く目の前で、暴走する飛行船に万利那は轢かれてしまった・・・



幸せな日々は続かなかった。
それでも彼女との毎日はかけがえのないものになった。
最後の写真を眺めながら僕はそっと手をあわせた・・・










しんちゃんと万利那 ひと夏の思い出。



~あとがき~
ここまで読んでくださってありがとぉございます(´・∀・`)
夏になるとSSに出演する万利那キャラ^^

時間のない相方と少ない時間でかなりのSSを撮りましたが・・・ストーリーに苦労しちゃいました~。
ラブラブなカノジョを不慮の事故で亡くし、悲しみのどん底に落ちたしんちゃんを作ったのは、夏→お盆→墓参り!という相方の提案からできあがったものです。
ラブシーンはお見せできないのを含めサクサク撮れましたがそれ以外に苦労も多々あり・・・
身長差があわなくてキスのタイミングが・・・や、自動行進を使っての自然な歩行。
AION内の時間と気候が撮りたいシーンと合わないなどなど・・・
それでも相方に叱られながら怒られながら楽しい時間でした^^


さて!しんちゃんは一体何者でしょうか??(一部では盛り上がりを見せている謎の人物)
わかった方は万利那にWISください(*'ε`*)



おまけ ・・・《ちょっとだけオトナバージョン》

削除対象の18禁ショットはさすがに載せられませんでした(*´ェ`*)



《出演》
ティアマト鯖・天族 しんちゃん Lv19
ティアマト鯖・天族 万利那   Lv65




ラーリスさん , きゅーぶ君さん , ka-naさん 他7さん が 「いいね!」と言っています。

  • ゆぅーか 2015.6.25. 23:17
    きゃんきゃん優花さん ありがとうです^^
  • ゆぅーか 2015.7.2. 00:48
    大切なフレにいいなもらって感謝です^^